小沢一郎、山本太郎 「自由党」共同代表、定例会見 2019-02-12 まとめ書き起こし
自由党の定例会見2月12日
書き起こし
基本自分用にまとめました。
記者の質問省略
言い回し省略、簡略化
天皇に関して、省略
アベにもう一度、"悪夢"を見せてやれ!イカサマ詐欺政権に終止符をー小沢一郎&山本太郎「自由党」共同代表、定例会見 2019 02 12
小沢一郎、山本太郎 「自由党」共同代表、定例会見 2019-02-12
国民民主党との協議
消費税減税
小沢一郎
消費税は税制として反対ではないが、消費増税は今年、今日の状況の中で絶対やるべきでない。
他の財政政策、国の大きな経済対策などの中で必要であれば消費減税は景気浮揚の新材料になることは間違いない。
国民の負担が少なくなるから。
安倍さんの言ってたことは全く嘘っぱちで、実質所得が現実には減っていると明らかになった。個人の消費需要を大きくするためには所得を上げるという意味で、減税は効果的な方法。
山本太郎
今の地盤沈下した人々の生活を考えれば消費税を上げること自体ありえないし、凍結という事も厳しい、8%でも悲鳴が上がっている。すべての滞納の内の6割が消費税と言われるところで欠陥税制であろう。消費税自体がダメではない、金融緩和と財政出動をセットにしてやっていくならば、インフレになったときに引き締めが必要になる。消費が過熱している場合には有効になるだろう。そのときでもまずお金持ちからいただく。一方で現状では減税が一番多くの人々を救うだろう。
国民民主との統一会派、アベマTVで橋下氏の発言は?
小沢
(国民との)統一会派が第1章であるなら、最終は立憲民主党、社民党も含めての結集が最終章。橋下氏とのことが最終章ではない。橋下氏が言っている、政権、権力を取らなきゃ何も出来ない、もっとそれに勢力を集中すべきと言う意見には賛成。民主主義にはポピュリズムの要素が必要というのにも賛成。そういう意見には賛成だが、今回の統一会派について橋下氏のことは直接関係はない。
(小沢代表発言の橋下徹氏に全野党をまとめるリーダーになって欲しい、ということについて)
山本
いろんな人と手をつなぐことによって政権を取っていくという考え方なんだろうと思う。ただ橋下氏ということで色んなハレーションが起こる可能性はあるだろう。橋下氏が動くという部分ではなく今の野党が結集していければ一番いい形になるだろう。
国民民主党との政策協議
小沢
ほとんど違いはない、他の野党、立憲も社民も。ただ若干の表現の仕方やアプローチが違うだけ、そこの調整と思っている。
共産党と言う言葉がなかったが?
小沢
今は野党の結集、一体化を進めている。共産党はその一体化の中に入ることは現時点では無理だと思う。私はもう一歩出て入れと言ってるが、そこまではまだ共産党も決断できていないと思う。
ですから今で言えば4野党の結集ということっでやっている。
安倍首相が悪夢のような民主党政権だったと言ったが
小沢
彼にとってはそうでしょうよ。うん、だからもう一度悪夢を見てもらわなきゃいけない。
国民民主との政策協議で安保法制について
小沢
個別の議論はまだ。両党の基本的な考え方は違ってないので協議の中で解決できると思う。
野党共闘に向けて国民一人ひとりが出来ることは
小沢
「野党結集して一体となってがんばれ」という声が、聞けばみんなそうだが、聞かれてしゃべるんじゃダメ。自分達が主権者であり、選ぶほうなんだから、自分達から自分の近所にいる野党の議員に言えばいい。それを言わない日本人は。そういう声をどんどん上げればいい。立憲の支持者の中で8割から9割はみんな一緒になってやれとある調査で言ってる。それなのにそれはまだできないと立憲の人は言っている。それが本当に国民の声なら、枝野さんなり立憲の人たちにみんな言えばいい。「早くみんな一緒になって力を合わせてやんなさいよ、そうすればいっぱい支援が、支持が増えるよ」と。大きな運動といってもできないんだから、自分が一票入れた人に言えばいい。それを、日本人は消極的というか億劫がってというか、小心というか言わないんだから。それが国民はダメだといつも言っている。政治家がダメだけど、それを選んでる国民がもっとダメだと。もっとしっかりしなさいと言いたい。
山本
普段街頭でも言ってるが、政治家も政党も信じるなと言っている。私を含めて。いくら支持政党、支持してる政治家がいたとしても、その尻を叩き続けることは絶対的に必要。有権者として、この国のオーナーとして。それがやるべき仕事なんだということをもう一回みんなで共有する必要があると思う。
連携はいつごろまでに
小沢
期限を切ってないが、十分に事前に活動の中でやっていけるような期間がある形でできるだけ速やかに合意が出来ればいいと思っている
千葉我孫子市で負けたが
野党の結集が足りなかった、投票率も足りなかった。
都市化してるところは地方選挙より国政選挙の方が投票率が高い。地元という意識がない。
俺が応援に行ったからってダメ。参議院選挙でも一人区は全部一本化しただけど与党に3分の2取られた。だから一本化するだけじゃダメ。もっと密接な統一体を作って闘わないと本当に力出ないし、国民がそう受け取らないんだよ。そのバラバラの政党の単なる推薦だけでは。国民が自公に代わる塊ができたねと、そう思えるような塊を作らないと本当に国民の支持は集まらない。2009年が70%の投票率そのあとは52、3%と、そこは国民はどう受け止めるかその姿を野党は見せてやらなくちゃダメだ。単に候補者一人にしただけでは勝てない。
立憲の枝野氏が野党の統一名簿に否定的
国民民主は原発ゼロは2030年代までとして、原発即ゼロの自由党と異なるが
小沢
枝野氏は現状ではそういう認識、だから今の方法を取った。枝野氏が最初からOKならそれで全部解決なんだよ。そうでないから今こういう方法で、いずれ枝野氏にも賛成していただけるような状況にしたい。
原発は推進というなら話にならないが、考え方としては原発はNOだからあとは、具体的にどう進めていくかという事、それは協議の中で合意できると思っている。
山本
国民民主党の中に電力側、原子力側から支援を受けている議員は何人いるのか?・・それを考えたら原発をなくしていくことに関して合意していくことはそんなにハードルは高いことじゃないだろう。そこにほかの野党が結集してくることになると、その中で原発を続けたい人はどれだけいるのかとなると、やはり大勢の方針が形になって行くだろう。